ペダルを踏まなくなるその日まで

悲しいけれどいつかは自転車に跨らなくなる日がきます、必ず。世界が認めたジオパークである阿蘇に自走で行けることに感謝しつつパワーをもらいに駆け巡るのが今、私が一番したい事。脚力と気力が尽きるまで。(旧にゃんともじてんさ)

ラピュタの道の醍醐味とは・・・私が思うに・・・


先週は雨が数日続き、山に登れずじまいだった。
休日に勇んで行くも、麓に着く前に雨が振ってきたり…。

仕事面でもつまらぬミスを犯したりと精彩を欠いて、早く山に登ってパワーを頂きたかった。
自転車に乗れてないから精彩を欠いているのかはわからないが、とにかく浄化したかった。

乗る前にどこに行くのかまず決めてから出かけるのが普通であろうが、アタシの場合はとりあえず阿蘇方向に向かいながら考える。
天気や時間やその日の自分の体調など考慮しつつ決定していく。
出かける前から決めてる場合は何の迷いもないが、候補がいくつかある場合はルートの分岐点ギリギリまで悩んでしまう。
まるであみだくじ。

雨上がりの月曜日、すごく空気が澄んでいて遠くの山々が近くに感じ11月というのに日照りもきつくて気持ちのよい天気。
ルート57号を阿蘇方面に向かいながら、右折で南阿蘇に入り久木野から地蔵峠(裏地蔵)に行くか?直進し赤水より左折しラピュタの道か?

ココしばらくラピュタと俵山ばかりだったので 地蔵に行こうと決めたにも関わらず、何十回も曲がっている入り口を間違え直進してしまっていた。
間違いに気づいても折り返して曲がる気にはなれず、そのままラピュタの道へ向かった。

自分の意と反する行動をとってしまうことは、日常でも結構あるものだ。
そんな時は、虫の知らせ的なもので危険回避なのであろうと流されることにしている。
それを曲げてまで行動してしまうと何かよくないことが起こることを何度も経験しているからである。

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この日は、途中正体知れずの野生動物の気配もあった。
野うさぎ?もしくはノネコ?野生猿?あまり大きくなかったので確認はできなかったが、静かな自転車に不意打ちされすぐ脇の草むらをモゾモゾと逃げていってしまった。
ダレ?と聞いたところで答えるはずもない…

頂上では上から車で景色を見ている人がいたが 上だけ見ても堪能できない感動が途中にたくさんある。
画像ではこの自然の中に包まれる感覚は味わえない。

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切り取った1コマで阿蘇平野を眺めるより、車でもよいのでぜひ下から上がって途中の景色を見て欲しい。
上の画像のように目の前にたちはだかるこの絶壁の山の景色が素晴らしいのだから。
(落石注意地域のため自己責任でお願いしますが・・・)

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