ペダルを踏まなくなるその日まで

悲しいけれどいつかは自転車に跨らなくなる日がきます、必ず。世界が認めたジオパークである阿蘇に自走で行けることに感謝しつつパワーをもらいに駆け巡るのが今、私が一番したい事。脚力と気力が尽きるまで。(旧にゃんともじてんさ)

最近のブームに懸念すること

自転車を案内し販売するものとして懸念することがある。

最近多い小学生のロードバイクに乗りたいというお客様。

おそらく・・・というか話を伺う限り100%漫画の影響

それはいろんな事に興味を持つ若者の心理としては間違いでもなんでもないし喜ばしいことである

が、ゲームを買い与えるのとは違うことを認識できていない親御さんが多いと思う。

ロードバイクが軽車両でありスピードが出すぎてしまうことや交通ルールを遵守しながら車、歩行者等に注意しながら責任持って乗らなければいけないこと。

に全くの無知であること。

一緒にお父さんや経験者が同行して公道を乗ることであればそこでいろんなことを教わり乗り方をおぼえていくであろう。

野球を始めるにもサッカーであれ柔道であれ習い事には部活やクラブや教室がある

もちろん探せば小学生でも通えるロードバイク教室があるかもしれない

ただそんなものは私の知る限り私の住む地域にはない。

自転車に詳しいお客様もいるしそれなら問題もないが、ロードバイクがどんなものか全く知らないのに子供が望むものならば買ってあげないとと、おばあちゃんとお母さんが買い与えに店に来ても違和感を感じてしまう

お客様の状況、環境を聞きだしリスクもちゃんとお伝えし考え直してもらうことしか出来ない。

売ればいいってものではない

車両であり命に関わること、いろんな判断が小学生の子供に出来るとは思えない

事故を起こし本人ばかりでなく何のかかわりもない他の命も危険が及ぶかもしれない

 

漫画がどうこういうつもりもないし、素晴らしいから人の心を掴むのだ。

子供が興味を持つことも素晴らしいことだ。

ただ、容易に何でも高額なものを買い与えることは間違いなく親として間違った行為だと思う。

 

 

 

 

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