ペダルを踏まなくなるその日まで

悲しいけれどいつかは自転車に跨らなくなる日がきます、必ず。世界が認めたジオパークである阿蘇に自走で行けることに感謝しつつパワーをもらいに駆け巡るのが今、私が一番したい事。脚力と気力が尽きるまで。(旧にゃんともじてんさ)

年忘れライド納め

あっという間に年の瀬。本年、大晦日までお仕事なので年忘れのライド納めに出かけた。
『行きはよいよい帰りは怖い』冬山ライド、日を追うにつれ下りの手先の麻痺は酷くなる。
下りの最中にブレーキを握る手の感覚がなくなり、度々停車してカイロで手を温める・・・。
寒さが厳しい日は貼るカイロミニを足先に貼付け、手袋の中にしのばせ、ポッケには使い捨てカイロとハンディーウォーマーとライターをINして出かける。
ハンディーウォーマーとは、Zippoオイルやベンジンをしみ込ませておきプラチナ触媒部をライターであぶると発熱する使い捨てではないカイロで
私が愛用するのはマルカイハンディーウォーマーZippoのものより小さくて丸いのでコチラをチョイス

OS-N ハンディウォーマー・ミニ(オイル充填式カイロ)

OS-N ハンディウォーマー・ミニ(オイル充填式カイロ)

 
ZIPPO(ジッポー) ハンディーウォーマー&オイルセット ZHW-JF

ZIPPO(ジッポー) ハンディーウォーマー&オイルセット ZHW-JF

プラチナ触媒の携帯カイロ、かなり熱々だが、1分も握り締めているとカイロの発熱を奪うほど手は冷え切っている。なので熱源のライターも持参することにしている。

今年最後のライドは、ラピュタの道へと。
先週登った時は、脇にうっすらと残っていた雪。
日の当たらない山林はもしや?キケンか?と思いながらも敢行。
予感は的中だった。

所々の雪解けじゅくじゅく道をそろそろと登り、頂上へ着くと曇りの天気で風もないため霧の立ちこめた山の景色が広がっていた。
どんな季節も阿蘇の景色は美しい。

頂上付近で見つけた足跡。
長さが6〜8cm、爪のあともあるので何かの動物に違いない。
う〜ん( ´・д・)ン?標高1000m近いので民家もないし飼い犬の類でもなかろうし…

帰りは、午後4時を過ぎ時間も押していたので、前述のごとく雪解けじゅくじゅく道路をスリップ地獄と手先の冷えに耐えながら、
更に時間とも闘いながらなんとか無事に帰りついた。
年忘れながら1年のうちで、この日の下りが一番厳しかったかもしれないが
大きな怪我もなく事故もなかった1年を振り返り、感謝して自転車から降りたのだった。


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